日大にて井上教授との打ち合わせ
2014.10.05
カテゴリ:ブログ
日大にて井上教授との打ち合わせ
NPO発足1周年記念シンポジウムの相談にお伺いしました。下記はその大意となります。
①シンポジウムについて
ふたばで開催しているシンポジウムと内容が重複するので、その必要性は?
- 分科会をやるにしても、その目的がよく分からない。
- 都により自立支援コーデイネータが発足されたが 1)心理士 2)職員 3)自立支援コーデイネータの連携が困難と聞いており、錦華学園のような自立支援作業場レベルや専門家が不在でも失業後数ヶ月滞在可能な寝食可能な場を提供している施設もあり、課題を分科会において検討協議したい。(福田)
- Leaving Care委員会は施設側メンバー(含経験者)で自立に向けてやるべき事を検討している。Leaving Care委員会との調整をきちんとしないと、批判団体になる恐れがあり問題。
- 退所後の困ったときの対応はシンポジウムの狙いの一つだろうが、こうした問題は既にあきらかでみんな頭を悩めている。シンポジウムでどんな解決策を提示できるかがカギ。
- 井上教授はNPOを立ち上げ、シェアハウスで対応しようと考えている。先輩からの経験を学ぶ場となる事も期待。
②就労支援について
・優良業者をどう開拓するか、ミスマッチしたときの対応をどうするか、等々具体的で深みのある課題を検討しておくことが大切。就労支援を表面的に唱えるだけでは駄目。
③土井高徳先生の講演も検討対象になるのではないか
・土井先生の経験を踏まえて、施設に望むことを話して貰うのは、施設関係者の関心を大いに引くと思う。
【結論】
①シンポジウムを開催するなら、「何に焦点をしぼるか」「何を目的とするのか」を整理する必要がある。
②いきなりシンポジウムといっても準備が尋常ではないので、まずは土井高徳先生の講演会をやるのも一案。