NGOフク21は、児童養護施設経験者の居場所づくりや、就労支援、連携サポート、実態調査を行います。

”社会的養護で育つ子どもたちの地位向上ネットワーク”訪問

”社会的養護で育つ子どもたちの地位向上ネットワーク”訪問

2014年12月4日、NPO法人 社会的養護で育つ子どもたちの地位向上ネットワーク&社会福祉法人 友興会 坂本理事長とお会いしました。訪問した目的は、“人のしていないことをしている”児童養護施設の理事長とはどの様な方なのか学んでおきたかったことです。

【成人式の晴れ着姿】

画像の説明

その第一には、児童養護施設経験者のお墓の建立にあります。退所者のみならず、親も含めて埋葬をするとのこと。私は児童養護施設にいた中学時代に父親をなくしたが、お墓を作る資金もなく、東京都の墓石くじに当選するまでは親戚に預かっていただくしかなかった。大阪までの墓参は当時、住み込みで働いていた私には大変な出費でした。 
第二には、“そらのいろ”のCDを養護施設内で聴かせていることにあります。その理由を尋ねると、子どもたちには伝えたいことは山ほどあり、一言では言えない。空には多様な色があるように理事長も多用な子どもたちに伝えたいことをこの音楽で想いだして欲しいという願いがあることを知りました。古い世代の児童養護施設経験者は音楽とは縁がなく、退所後にラジオのミサや中古のレコードを聴くだけであって、娘や息子のようにライブに夜遅くまで楽しむことはありませんでした。フルートと鐘の音は、響きあって本当に私の心に残りました。そこには、子どもたちへの沢山のメッセージが秘められていることも知り、何回も聴いております。第三には、理事長は、在園時代から成人=大人になることの意味を伝え、成人式には、晴れ着を用意して自活のお祝いを実施していることにあります。私の娘がわざわざ晴れ着を日本橋の問屋街まででかけて購入し、晴れ着姿で法務省の歴史的由緒ある建築物=立法府日本の象徴の前で写真とビデオに収録したことを想いだしました。
  児童養護施設クリスマスビレッジ施設長の柴山先生ともお会いし、都の某児童養護施設を退所した経験者であること知りました。そのことが管理者よりも園児の視点から一人一人を丁寧に対応していることをお聞きし、じっくりと正しい進路への対応を図っていらっしゃることを学びました。とりわけ、厚労省は、ファミリーホームの浸透を推進していますが、児童養護施設は虐待のトラウマ等により障がい者手帳の取得等、児童に対しては、個々の機能や独自性を求められており、専門性が職員に必要であり、保育士に留まる訳にはいかないことを強調されていました。そのことが坂本理事長によるアフターケアの専門性を発揮するNPOの構築・運営にあることを理解しました。弊法人がつまづいた際に経験者をヘルプする=児童養護施設退所者支援するグループと児童養護施設との綿密な連携を図る必要性を協調された理事長坂本先生の真意を理解することができました。地域ネットワークの構築=学校、親、友達、本人との連携による“子育てカルテ”作成に取り組んでおられ、マニュアルの入手をお待ち申し上げます。
  最後に特別養護老人ホームグレイスホームの施設長渡邊先生を紹介していただきました。弊法人の事業計画にある第三者評価のおはなしを交わしながら、介護士不足を嘆いておられました。フイリッピンには父親を日本人とするセブが2万人もおり、介護士解決の足がかりを求めて坂本理事長がフイリッピンを訪問されたことを知り、弊法人の名称が児童養護施設の退所者が日本のみならず世界に働きかけていくことから“NGO”を付けた共通性を認識しました。
弊法人がNGOとして、日本のみならず、世界を視野にいれた居場所づくりに取り組むだけに有益なお話をお伺いすることができましたことに感謝!御礼!!!!!             (福田茂雄、中井俊男)
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